写真について

 写真が好きになってきた、という話。

 

 ちょっと前まで、人が写っている写真って苦手だった。特に卒業アルバムとか、学級写真。自分の昔の姿をいつまでも抱えているような感覚にぞわっとしていた。

 

 でも最近、「人を写真に写すのってとてもいいなあ」と思う。大学卒業間近になって、大切な人たちがチェキで撮ってくれたものや、LINEのグループに重ねられてゆく写真見ると、なんだか元気が出るというか、安心するというか、とても大切なものだと感じる。

 大切な人たちは、ゼミが一緒というだけなんだけど、友達や仲間という安易な言葉で表すには難しく、この関係を言葉にするのはもったいないような気がしている。

 

 きっと、これから先、大切な人たちと一緒に気の抜けた顔で笑っている自分を見て、幸せだなあ、と思い返すことがあるんだろうな。